1.「ウォータームーン」by 藍瀬 稜
(旧タイトル「やっぱりダブルチーズにします」)
<受賞コメント>
この曲を聴くと、瑠璃色の空に大きな月が輝いていて、その光が深い群青の海に降り注いで、波がきらきらと絶え間なくゆらいでいる、そんな光景が目の前に広がりました。とても好きな曲です。
孤独と優しさに包まれる静かな夜に似合う美しい旋律に、タイトル採用して頂いて、感激です。
2.「孤独の王様」by 福島佳尚
(旧タイトル「今日は暖かかったですねぇ!」)
<受賞コメント>
びっくりしました。そして本当に嬉しいです。
寂しくて綺麗な曲に自分が命名できるなんて!
ホント嬉しいです!!
3.「デジャヴの夜」by 藍瀬 稜
(旧タイトル「そんな赤」)
<受賞コメント>
明かりを消したあと、なぜか眠れなくて、昔のことばかり思い出してしまう、そんな、切なさと思い出の暖かさが溢れてくるような旋律ですね。素敵な思い出は、やりきれない時間を救ってくれます。そして、神尾さんのメロディーも、いつも厭なことを忘れさせてくれて、救われています。ありがとうございます。

特別賞
旧タイトル「そんな赤」に応募してくれたお二方に、作曲家より「ネーミングセンスもさることながら、同時にいただいたPR文が一つの物語、あるいは大切な想いを重ねてくれたことが、特に伝わり、とても嬉しく感じたので特別賞を」とのことで今回発表となりました。
曲を大切に聴いてくれてありがとうございました。
受賞された方にはCD「モンシェリ」をお贈りします。
お二人にコメントをいただきましたので、受賞タイトル及びPR文をとあわせて掲載します。
「涙なき瞳」壬生マリモさん
<応募PR文>
これは、私の目そのものです。小さい頃、左目の半分の視野を失ってから、左目だけは何があっても涙が流れません。そんな悲しみに満ちた、無表情な瞳が浮かびました。
=受賞コメント=
特別賞をとれて、うれしいです!ありがとうございます!
「からっぽの朝」akichanさん
<応募PR文>
ある少女が昨日見知らぬ土地へと引っ越してきた。机に顔を伏せたまま昨日は眠ってしまった。むっくりと起き上がり窓の外を眺める。 青い海、たくさんの花、緑の丘・・・。
こんなにすてきな町なのにちっとも嬉しくない。知らない町、見なれない家、そこで過ごすいつもと違う朝。なにもかもがからっぽだ。 ふてくされた少女は深くため息をついて 今はすっかり遠のいてしまったなつかしい思い出とこれからの事を思いながら今、一歩を踏み出すのだった。からっぽのすべてを満たすために。
=受賞コメント=
2度も思いもよらぬことが起きてビックリです。
これからも曲の奥にあるストーリーを大切にしていきたいと思います。

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