=作曲家、神尾憲一からのメッセージ= タイトル募集、沢山のご応募ありがとうございます。 お陰様で、毎回選考に苦しんでおります(笑) 最近は、この企画をライフワークに取り入れてくださっているとの うれしいご感想も頂くようになり、企画を続けてきて本当に良かったと 思ってます。 さて、今回もさんざん悩んだあげくタイトルは決定しました。 中でも特に、旧タイトル「なつかしい空気」は、大接戦でした! akichan様の「月のバター、雲のミルク」対、藍瀬綾様の「銀河砂時計」。 どちらも作品を十分に理解し、名付けてくださっていることがわかりました。 2作とも、メルヘンの中にも、しっかりしたドラマが感じられ、音と共に イメージが湧いてきます。 ところが、方向性が全然似ていない・・・・。 う〜ん・・・不思議です。 ご両人様、あなた方の知らないところで、お二人のために頭を抱えている 作曲家がいたことをお忘れなく!(笑) さて、皆さんだったら、どちらを選びますか? 曲を聴きタイトルを考えて頂くその時、 皆さんの人生のキャリアから生まれる一瞬のひらめきを大切にしてください。 そして我々はその思いに感動し、今度は、この曲集を日常に取り入れて 下さる方々のために、必要な音楽をセレクトできる最良の手段として、 あらゆる面からイメージに合った楽曲タイトルを決定するのです。 人と人との心のつながりが感じられませんか? 大勢の力で、個人の生きる寂しさに潤いを与えることができたら、 多分それが、もっとも音楽的な日常になるのではないでしょうか。 どうかこれからも、よりよい日常のために、ご参加のほど、よろしくお願いします。 神尾憲一 |