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リレーインタビュー第6回は、主役である岡島延峰先生扮する陰陽師のお弟子さん役、
そしてダンサーも務める“オンミョー”君。まさに役どころと違わぬ明るい(無鉄砲?)な性格で、
レッスン場を明るい雰囲気に包んでいる“陽の人”です。

■ダンサー(男性)
粟野武幸

ショーに携わることになった経緯は?
最初はブレイクダンスなんかのストリートをやってまして、このショーはそれ関係のサイトで見つけました。

今まで舞台経験は?
学生の頃はサークル活動として色々と。クラブでお笑いやコントとかもやっていて、ほかにもファッションショーとか、広く浅く(笑)。まぁ学生なんで自由でしたね。でも、やってるときはちゃんと真剣でしたよ。その後、某大手ミュージカル劇団に受かったんですけど、すぐクビになりまして…その理由が、「雰囲気が悪くなるから」!(笑) ムチャクチャじゃないですか? まぁ、やっぱり合わなかったんでしょーね。でも、そこにいた頃にもうこのショーのオーディションは応募してまして、外でやりたいなと思っていたから、ちょうど良い機会だったんです。

そういう場所を抜け出して受けたオーディションはどうでしたか?
社長(神尾氏)が胡散臭くて!(笑) ウソです冗談です(笑)。面白くてノリの良い方で、雰囲気作って下さって。可愛がってもらえるんで、今はすごく楽しいです。でも、オーディションのときにすごく巧い男の人がいて、1人って聞いてたから、その人が受かると思ってました。だから受かったのが不思議です(笑)。

以前、粟野さんの踊っている映像を見せてもらったとき、日舞出身の動きかなと思ったんですが?
ホントですか?…“エセ日舞”です(笑)。ダメです、まだまだ研究しないと。バレエをやった経験はありますけど。

ヴィジュアル系のようなヘアスタイルですが、何かこだわりがあるんですか?
あるようでまったく無いです。(切れと言われたら)切ります刈ります剃ります(笑)。でも、何か問題無いみたいで、逆に「切らないでくれ」って言われてます。本番では烏帽子を被るんですが。

女性ダンサーとの絡みについては?
みんな先生みたいな人ばかりなんで緊張しますよ! 巧いし綺麗だし。まだ、全体を把握してないから、細かい絡みについてはわからないんですけど。今日(9月17日)からなんですよね。

“和”のアピールについて
神尾先生が“和好き”なんですよね。事務所の場所とか、やってきた舞台とかもそうですけど。こだわりが本当にスゴイんですよ。音のリミックスとか…作曲家なんで当たり前か(笑)。セクシーな部分は女性ダンサーの皆さんが表現してくれますので、僕は僕にできることをやりますよ。むしろ、彼女たちの美しさに引き込まれて欲に負けちゃう、肝心なところで煩悩に負けちゃうダメ陰陽師という設定なんですけど(笑)。

岡島延峰先生とは師弟関係の役どころですね。
最後に盛り上がるシーンがあるんです。ボディーペインティングされるオンナのコを救出するという。僕は調子こいて向かっていくんですけど…全然力及ばずで、最後は先生どうぞ、みたいな(笑)。

海外のショーなどを意識していますか?
僕のポジションは“ストーリーテラー”みたいな部分があるんですね。初日の稽古のときに神尾先生もおっしゃってたんですけど、シルク・ド・ソレイユのストーリーテラーは本当にムチャやるんですよ。客にポップコーンぶちまけたりとか、頭の薄い人を見つけてカツラをかぶせたりとか。日本ではそういうのがすごく難しいんですよ。お客さんが巻き込まれてくれないから。そこまではできないかもしれないけど、“客いじり”が僕の仕事でもあるので、何かできれば面白いかなと。アートな要素が強いショーなので、せめて僕は肩肘張らずにやります。

最後にお客さんに何かメッセージを。
えー、Duoさんが美味しいお酒を用意してくれると思いますので、それがマズくならないように頑張ります(笑)。
インタビュアー/松本京也(KyoPro)


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