「やさしさをわすれたブルース」の主役となるブルースと民夫,節子。 今日はTが,その民夫を演じる「泉見洋平」さんにインタビュー。 テレビに映画に大活躍の泉見さんが,この舞台に対する熱い思いを語ってくれました。 |
T | まずは自己紹介からお願いします。 | |
泉見 | 泉見洋平(以下「泉」)です。3月15日生まれ,うお座のO型です。 | |
T | 稽古が始まってもう3週間ほど過ぎたわけですが,ここまでの様子はどうですか? | |
泉 | うん。だいぶ稽古場にも緊張感が出てきてるし,いい感じになってきてると思いますよ。休憩中には和気あいあいとお菓子とか食べてても,扉をくぐって練習はじまるとみんなピリピリしてるもん。 | |
T | 僕も毎日稽古場へ行ってますけど,ほんとにそう。稽古中だと誰かの携帯鳴ってても絶対呼べないですもん(笑) | |
泉 | でもその緊張感があるから舞台っていいですよね。テレビや映画じゃ味わえない感覚があると思う。舞台は一回限りで,その反応がナマで返ってくるし。 |
T | そういえば泉見さんは,この夏にも別のミュージカルに出られていたんですよね。 | |
泉 | そう。だけどこのミュージカルとは全然違いましたよ。 | |
T | どんなところが? | |
泉 | この作品は完全オリジナルで,キャストはオーディションで選ばれた人たちばかりだし台本や曲までオリジナルじゃない? 稽古中に曲が作られたりもするから,皆で舞台を作り上げていくっていう感覚がすっごい強い気がする。 | |
T | 既存のものじゃないっていうことですか。 | |
泉 | うん。この作品はいろんな意味で,忘れられない作品になりそうですよ。 | |
T | あっ,なんかいいコメント(笑) |
泉 | そう?(笑) でもほんとですよ。舞台経験の多い人たちと稽古してると,とってもいい刺激になります。いつも「ここをこう直してもう一回やってみよう」とか,そういうことばっかり考えてますよ。 | |
T | 燃えてますねー。 | |
泉 | 当然。青春の光と影を「民夫」で表現しようと思っていますから。現役の10代が見てイケテル,大人が見て懐かしい作品にできるように頑張ります。でも実際は試行錯誤の毎日なんだけど。 | |
T | お忙しいんですよね。もうすぐライブもあるとか・・ | |
泉 | そう!いい振りだね!(笑) 10月29日(木)に渋谷のLa-mamaで「FIRST−FLIGHT」と題してライブをやります。みんな来てくださいね。 | |
T | どんな曲を歌われるんですか? | |
泉 | 詞は自分で書きますよ。曲も自分で作ったものもあるし。 | |
T | えっ,すごいですねー。 | |
泉 | 僕はドラマ性をもつ歌が好きだから自分で作っちゃうんです。なぜか,なよなよっとした男を表現した詞が多くなっちゃうんだけど(笑) |
T | じゃあ最後に,民夫とこの作品について,何か一言ずつ。 |
泉 | 役の民夫については,社会と噛合わず自分なりに一生懸命生きている姿をうまく伝えられたらと思います。あとこの作品は一日しか公演がないけど,体温を感じられるようないい舞台になります! 皆さん絶対見に来て,僕らの表現を体で感じてください! |
甘いマスクですが,心にはしっかり熱いものを持っている泉見さん。 ライブが終われば,後はこの舞台一本に全力投球です。その泉見さんがどんな演技を見せてくれるのか,Tは今からとっても楽しみです。今日は本当にありがとうございました。 |